放送当時に高視聴率を記録しながら、その後、地上波で見かける機会が少なくなったドラマは少なくない。 今回は、再放送や配信をめぐって注目された民放ドラマ5作品を取り上げ、当時の反響と2026年9月現在の視聴状況を紹介する。 第5回。 放送期間:2000年7月1日9月16日 放送時間:土曜21:0021:54 放送局:日本テレビ系 脚本:山崎淳也、大良美波子 企画・原案:野島伸司 最高視聴率:21.5% キャスト:草彅剛、深田恭子、筧利夫、八千草薫、秋場まなと、木村拓哉、田辺誠一、佐野史郎、宮沢りえ 【作品内容】 清掃員として働く主人公・井原満(草彅剛)にはもう1つの顔があり、それは、勤務先の宮園総合食品の会長が闇で主催する大食い賭博大会「フードファイト」のファイター。 井原は大会で獲得した賞金を、自身が育った孤児院・つくし園に匿名で寄付していた。 【注目ポイント】 当時の大食いブームを受けて、元SMAPの草彅剛が主演を務め、高視聴率ドラマとなった。 ドラマ放送終了後もスペシャル版が2本製作され、さらなる続編が期待されるほどの人気シリーズだったが、2002年には、愛知県の中学生が給食中の早食い競争で食べ物を喉に詰まらせ、後に死亡する事故が起きた。 当時、テレビの大食い・早食い企画の影響が指摘された。 事故後は、大食い・早食い企画の安全性が社会的に注目されることになった。 本作は2001年放送のスペシャル版以降、新作が制作されていないが、その理由について日本テレビから公式な説明は発表されていない。 一方で、SMAPの草彅剛と木村拓哉が共演(木村は声の出演)し、主題歌も彼らの名曲「らいおんハート」が採用され、ミリオンセラーを達成した。 長らく容易には見られない“伝説のドラマ”と化していた本作だが、2026年3月にHuluで配信がスタート。 長らく見られなかった作品であったため、ネットを中心に広く話題を集めた。