ネパール中部ラスワ郡で26日、大規模な土石流が発生した。 専門家は、崩壊した氷河が下流の川の水をせき止めてダム湖を形成。 さらにこれが決壊し、大量の水や土砂が一気に下流へ流れ出た可能性を指摘する。 名古屋大学の藤田耕史教授(氷河学)によると、衛星画像から、ネパールと中国・チベット自治区に近いランタン・リルン山(標高約7200メートル)の北側斜面で氷河が崩壊した可能性があるという。 藤田さんは、氷河の崩落だけでは説明できないほどの大規模な土石流が発生していることから、「氷河が下流の川をせき止めてダム湖ができ、氷が溶けるか、水量が多くなって決壊し、一気に水が流れた可能性がある」と話す。