うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になるーーそんなニュースを週末に“一気読み”する連載。 今回は、8月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう! NVIDIAは8月4日、米カリフォルニア州サンタクララで開催中のストレージ関連イベント「FMS:The Future of Memory and Storage」(8月4日6日)に合わせ、AI向けストレージ技術に関する取り組みを発表した。 注目ポイントは、GPUがストレージに直接読み書きするためのAPI「cuFile」のオープンソース化と、業界横断の規格作りイニシアチブ「Storage-Next」の2つだ。 cuFileはGPUDirect Storageの構成要素で、CPUを介さずGPUからストレージへ直接アクセスするためのAPIだ。 今回、このAPIと、その下位にあるストレージソフトウェアスタックがオープンソース化された。 公開先はGitHub上の「xio-sig」で、初期メンテナーとしてGoogle、Intel、NVIDIA、Metaの4社が名を連ねる。 数十万規模のGPUスレッドと広帯域メモリを使い、マイクロ秒単位でストレージ上のデータにアクセスできるとのことだ。 Storage-Nextは、ストレージメーカー、コントローラーベンダー、冷却/熱設計、標準化団体などを集め、GPU起点のストレージがどう振る舞うべきかを共通仕様としてまとめる取り組みだ。 DDN、キオクシア、Micron Technologyを含む40社以上が参加する。 その基盤技術として、GPUが必要なデータだけをストレージから自身の高速メモリへ直接読み込む「SCADA(scaled,accelerated data access)」を提供する。 SCADAは速度を優先して他プロセスのメモリを侵すことがないよう、速度が必要なユーザー側の処理を信頼境界の外に置き、権限を持つ別コンポーネントがアクセス経路を設定する二段構えを採る。