Sayuri SayingのEveryday Japanese Podcastへようこそ。 日常の話題を自然な日本語でお届けします。 日本語をもっと掘り下げて勉強したい方へ。 私のウェブサイトには、テーマに関する単語、会話の話題、ふりがな付きのトランスクリプト、写真や字幕付きのビデオポッドキャストがあります。 詳しいことはSayuri Saying.comで。 それでは始まり始まり。 こんにちは、さゆりです。 今回のエピソードの公開日は 2026年の7月20日です。 実はこの日は日本の祝日で海の日です。 なので、海の日にちなんで海のこと、海開きのこと、海の家のこと、そしてちょっとした日本ならではの海に関する暗黙のルールについてもお話しします。 最後まで聞いていただけると嬉しいです。 はい、まず海の日についてですね。 今日が海の日と言ったんですけど、毎年7月20日が海の日ではありません。 7月の第 3日曜日が海の日です。 今年の7月の第3日曜日は7月20日だったので、今日が海の日です。 祝日なんですけど、みんなが特別お祝いをしようっていう祝日ではなくて、気分的には夏が来たなぁ、ここからが夏本番っていう感じの祝日です。 海の日と少し関連しているんですけど、海開きというものがあります。 海開き聞いたことがありますか? この時期のニュースでよく見かけるのが海開きのニュースなんです。 海開きっていうのは、今日からここの海で泳いでいいですよっていうのを正式に宣言するイベントのようなものです。 地域や場所によっては神社のお祓いをしてもらうこともあるそうです。 だから、あまり知られていないかもしれないんですけど、伝統的な行事でもあるんですね。 で、それが毎年夕方の地域ニュースなんかになったりするんですね。 なんとか海岸で今年の海開きが行われましたみたいな感じで。 で、子供たちがわーっと海に入って、そういう映像が一緒に流れるみたいな感じですね。 それを見たり聞いたりすると、ああ、夏が来たなと思います。 海水浴場と言われるところで海開きをします。 ただの海じゃなくて管理されたビーチですね。 具体的にはライフガードがいたり、シャワーがあったり、泳げる範囲が決められていたりしますね。 で、サメが来ないようなネットがあったりするところもあります。 つまり、海水浴場っていうのは、海水浴場じゃない海と比べて安心して泳げるような場所になっています。 それで、大きな人気のある海水浴場に行くと、必ずあるのが海の家です。 海の家って名前だけ聞くと海の近くにある家かなって思いがちなんですけど、そうではなくて、海のそばにあって、食べ物や飲み物を売っている屋台のような場所のことを海の家と言うんです。 で、この海の家は一年中やっているところは少ないです。 みんなが海で泳いだり、遊びに来たりする時期だけにオープンする限定の屋台のようなものです。 海の家で人気で定番の食べ物といえば、焼きそば、カレー、イカ焼き、フランクフルトなどです。 なんかビールに合いそうな食べ物ばかりですね。 で、もちろん飲み物はいろいろあるんですけど、私の個人的な思い出というか、おすすめはラムネです。 ラムネは夏にしか飲まない飲み物ですね。 どのようなものかというと、まずね、瓶なんですよ。 最近の飲み物って缶とかペットボトルが多いですよね。 でもラムネは瓶に入っていて、しかもその瓶の中にビー玉が入っているんですね。 丸いガラスの球のようなものが入っていて、その球を上から押して開けるっていう。 飲むまで結構大変だけど、なんか楽しいみたいな。 よくこぼれたりするんですよね。 でもそれもなんか楽しい夏の飲み物です。 私が小さい時はうまく開けられなくて、そのビー玉が下に落ちて開いた時にすごく嬉しかったのを覚えています。 味はスプライトに似ていると思います。 そんなに特別な味ではないんですけど、夏になって海の家に行くと飲みたくなる飲み物です。 で、海の家で忘れちゃいけないのがかき氷もありました。 かき氷もあります。 イチゴ、メロンとかいろいろなシロップがありますね。 で、そして上に練乳をかけるのが好きな人もいますね。 うん。 そういうのを食べて体を冷やすと気持ちいいですね。 先ほどまで日本の夏の海での楽しい話をしたんですけど、日本の夏は長いのに、意外と海で泳げる期間は短いんです。 大体 1ヶ月ぐらいしかないんです。 先ほどの海開きをしてから、うーん、大体お盆、 8月の中旬から地域によっては8月いっぱいぐらいまでですかね。 その間に泳げるんですね。 比較的安全に泳げるという期間がその辺です。 はい。 で、どうしてだと思いますか? 1つ目、クラゲが増えます。 お盆、つまり 8月の中旬ですね、を過ぎるとクラゲが増えると言われています。 で、クラゲに刺されると痛いし危ないですよね。 だから泳ぐ人が減るという説があります。 2つ目は言い伝えや迷信ですね。 お盆の期間中やお盆を過ぎて海に入ると、えー、お化けに足を引っ張られて溺れるとか、水難事故に遭うという迷信があります。 私は子供の頃、それを本当に信じていました。 うん。 で、これを聞いてくれている人は、お盆が何かっていうのを知っている人が多いかと思うんですけど、どういうものか簡単に説明します。 お盆は日本ではご先祖様の霊が年に一度この世に帰ってくる時期なんですね。 仏教的な行事で、その期間は日本人は何をするかっていうと、お墓参りをしたり、家族で集まったり、日本人にとってすごく大切な時期です。 海外で例えると、ハロウィンやメキシコの死者の日に近いかなと思うんですけど、怖いというよりは、家族で集まって先祖のことを思う期間という感じです。 で、その迷信では、お盆の時期には水辺に霊がいるという言い伝えがあって、だから海で泳ぐと足を引っ張られるよという言い伝えがあるそうです。 で、私も子供の時それを厳しく言われていたので、絶対にお盆中は入らなかったし、それを過ぎても海で泳いだりしませんでした。 だから本当に海で泳げる期間は短かったですね。 1ヶ月ぐらいしかありませんでした。 もちろん迷信を信じていない人もいるし、地域によってはクラゲもね、少ない場所もあるので、実際にみんなが泳いでいるのは本州とか九州のあたりだと7月から8月いっぱいまでですね。 学校の夏休みが8月いっぱいのところが大半なので、それに合わせて海水浴場も8月いっぱいまで開いてますっていうところもあります。 そこまでが海で泳げるシーズンと言っていいと思います。 皆さんちょっと疑問に思ったと思います。 日本ではすごい暑い期間が長いのに、なんでその時期しか泳ぐ人が少ないの? って思ったと思います。 6月ぐらいから9月、10月まで暑いじゃん。 まあクラゲがいなかったら泳いでいいじゃんって思った人も多いと思います。 はい。 で、そういうさっき言った海のシーズン以外で泳いだらどうなるかっていうのをお話ししたいと思います。 海水浴場のシーズン以外で泳いではいけないという法律はありません。 うん。 法律上問題ないです。 ただ、ライフガードもいなくなりますし、シャワーも使えなくなったり、何かあっても助けてくれない状況になることがあり得ます。 で、そういう時に使われるのが自己責任という言葉です。 残念なんですけど、自分で決めたことだから、結果も自分で受け取ってねという意味です。 で、これを実感したのは、最近、私は長崎県の小さな島に6月の上旬に行きました。 で、もうめちゃくちゃ暑くて。 で、すごく綺麗な海があって。 でも誰も泳いでいないんですよ。 で、そこで働いている人に聞きました。 「もう泳げますか? 海開きしてますか?」と聞きました。 そうすると、その人は「泳げるかもしれないんですけど、まだ海開きしてないので、自己責任という風になります」と言われました。 泳いじゃダメとは言っていないんですよね。 海水浴場で泳げますっていう時期をまだ言ってないから、何かあっても対応できませんっていうことなんですね。 っていうのが、この自己責任っていう言葉の中に入っていると思います。 その人は結構はっきり言ってくれた方だと思いますね。 うん。 もっとはっきり言わない人だと、「いや、まだ海開きしてないからねぇ。 うーん」ぐらいの感じで、もっと濁す人もいると思うんですけど、自己責任でってちゃんと教えてくれたので、とても、うん、真摯的というか、日本語にしてはとても分かりやすいなと思いました。 で、そこでちゃんと準備をして、その期間、私たちが管理してるからどうぞ安心して泳いでくださいって言ってると思うんですね。 でもそれ以外の時期はすいません、ちょっとそこまではちゃんと頑張れないですっていうのを言っているんだと思いました。 でもその期間中は絶対によくしてくれるんですよね。 海の家もあったり、シャワーもちゃんと使わせてもらったり、ゴミも全く落ちてなかったり、ライフガードさんがいたり、そういう安全に泳げる環境を完璧に近い状態で努力して作ってくれてると思うんですよね。 でもそれ以外の時期だとそこまでできないっていうのがあって、自己責任でって言うのかなと思います。 で、もう一つ話があって、私は今、海の近くに住んでいるんですね。 ビーチなんですけど、海水浴場ではないんですね。 泳ぐことを目的とした海じゃないんですね。 だから夏になっても海開きがないし、夏になってもライフガードさんがいないしっていう、そういうビーチなんですけど、この間、6月の暑い日にカップルが海で泳いでいるのを見ました。 で、その瞬間、私は多分日本人じゃないんだろうなと思いました。 散歩してたんで、近くまで行ってみると、やっぱりそうじゃなかったですね。 はい。 で、別に悪いわけじゃないし、ジャッジしてるわけじゃないんですけど、日本人だったらしないだろうなっていうのが、その時自分で気づきましたね。 これはなんか暗黙のルールみたいな感じで、誰かに教わったわけでもないし、法律でもないんですよね。 海水浴場ではない場所で、この時期、この時期っていうのは、海開きの前のような時期に泳がないっていうのが暗黙のルールできっとあるんでしょうね。 自分でもその時、その現場を見て気づいたんですけど、そう思いました。 それって海の看板とかに書かれてないけど、そういうのが日本人の共通の認識であるのかなと思って、はい、今回シェアさせてもらいました。 何回も言うんですけど、別に泳いじゃいけないわけじゃないです。 でも私のアドバイスとしては、日本に住んで、その地域に溶け込みたい人、地元の人と仲良くしたり、地元の人の気持ちを分かりたい人は、ちゃんとその海水浴場でその決まった期間に泳ぐのがいいかなと思います。 はい。 ちょっと最後は真面目な話になってしまったんですけど、今回は海の日にちなんで、日本の夏の海についていろいろお話ししました。 皆さんの国や地域にもこういった夏の海に関することや夏の風物詩はありますか? ぜひ皆さんの住んでいるところの夏の風物詩を教えてください。 はい。 では、今回も最後まで聞いてくれてありがとうございました。 では、また次のエピソードで。 バイバーイ。