通信分野の調査会社・MMD研究所は9日、「銀行口座と通信キャリア利用に関する調査」を発表。 住信SBIネット銀行が8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号を変更するのを前に、ドコモ系ユーザーとの結びつきの現状を浮き彫りにする調査結果が明らかになった。 予備調査では全国18歳から69歳の男女14,988人を対象に実施。 うち、銀行口座を持つ12,670人に対し現在メインで利用している通信キャリアを尋ねたところ、dNEOBANK住信SBIネット銀行ユーザー(n=283)のうち「docomo系」を使うと回答したのは29.7%にとどまった。 みずほ銀行、ゆうちょ銀行などと比べると僅かに低い水準となる。 対照的にauじぶん銀行ユーザー(n=262)の「au系」利用率は70.2%、PayPay銀行ユーザー(n=400)の「SoftBank系」利用率は42.2%と、他のキャリア系ネット銀行はそれぞれの親会社ユーザーとの親和性が顕著に高く、住信SBIネット銀行との乖離が際立つ形となった。 メインバンクの顔ぶれを見ると、メイン利用率のトップは「三菱UFJ銀行」の52.8%で、「りそな銀行・埼玉りそな銀行」49.0%、「三井住友銀行」48.0%が続く。 通信4キャリアと連携するネット銀行4社(auじぶん銀行・PayPay銀行・楽天銀行・dNEOBANK住信SBIネット銀行)のメイン利用率は平均35.8%と、メガバンクとの差は歴然としている。 金利優遇プランへの関心については、「定期・普通預金の金利優遇」が36.0%と最も高く、「毎月の給与受取や振込によるポイント還元」29.4%、「条件達成によるステージ制の優遇」20.7%と続いた。 また、自分の利用条件やライフスタイルに合った金融施策があれば新規口座の開設に前向きと答えた人は44.8%に上った。