明るい声を世の中に中村ラジオへようこそ。 先生見ましたよ。 10日海南島の海綺麗ですね。 そうなの。 海口に行ったんだけどさ。 真っ青な空とどこまでも続く白いビーチ。 ヤシの木が生い茂ってまさに南国。 平日だっただから観光客もそれほどいなくて最高だったよ。 先生ずっと海が見たいって言ってましたもんね。 念願叶ってよかったですね。 前回海南島に行ったのは 33年前のこと。 留学生の時よ。 33年前? 北京から行ったんですよね。 どれくらいかかりました? 三亜まで行くのに 5日もかかったのよ。 まず北京から杭州まで 2晩列車に乗って、杭州で 1泊して、翌日海口行きの船に乗って、またその中で 1泊。 海口から三亜までは 8時間の夜行バス。 行くだけで合計 5泊もかかっちゃった。 そんなにかかってたんですか。 想像もつかないんですけど、今なら飛行機で半日あれば着いちゃいますよ。 そうそう。 今回潮舎から海口だって、たった 2時間で着いちゃったもん。 隔世の感があるね。 おまけにね、当時はスマホもタブレットもなかったから、時間以上に長く感じたよ。 そうですか。 今は乗り物に乗ったらすぐにスマホを取り出して、しばらく遊んでいるうちに目的地に着いちゃいますよね。 そう。 今は高鐵の中は移動中。 旅は降りてから始まるってイメージだよね。 あの頃は列車のスピードも今ほどではなくて、車窓から見える景色も楽しめたから、乗っている時も旅してるって感じだったな。 当時も一人旅だったんですか? そう、一人旅。 あの頃、留学生の中で一人旅でどこまで行けるかって妙な競争があって。 私は天外改革を見に中国最南端に行ったわけよ。 じゃあその勝負勝ったでしょう。 まあそうなんだけど、あの旅で自分はつくづく一人旅に向いてないって思っちゃったよ。 綺麗な海を見ても正直寂しかったし、感動を分かち合う人がいるって大切だね。 くんくんは一人旅ってどう? そうですね。 私もやっぱり一人よりは誰かと一緒に旅する方がいいですね。 何よりも一人だと食事の時何品も注文できないから、その土地の名物料理が堪能できないのよね。 先生らしい理由ですね。 今はどこに行くにもくんくんがいるから安心だし楽しいよ。 わぁ、そうですか。 特に今年は先生の中国滞在 20周年を記念して、いろいろな街で交流会をしていますから、出かける機会も増えましたね。 くんくんにとって旅の楽しみって何? やっぱり日頃目にすることがない景色が見られることかな。 今までの旅の中で、特に印象深い場所ってある? 特にと言われると、湖南省の張家界にある大峡谷ですね。 渓流を眺めながらの散策がとても良かったです。 目には山々の緑が鮮やかで、耳にはせせらぎや鳥の鳴き声が心地よく、真夏なのにひんやりとした空気は森の香りいっぱいで、本当に気持ちよかったです。 わーくんくん詩人だね。 まさに大自然の一部になったって感じ? そうなんですよ。 大自然に包まれて、なんだか体が細胞レベルで喜んでる感じですよ。 旅に出て知らない街で初めての景色を見ると、新鮮味が好奇心と相まって五感が研ぎ澄まされる感じになるね。 これぞ旅の醍醐味ですね。 私たちが住んでいるところにだって緑は結構あるし、綺麗な川も流れているのよ。 でもね、見慣れてしまうとそれが見えなくなってしまうのよね。 ああ、そうですね。 積極的に楽しもうと思って物事を見ると、さらに輝いて見えるんでしょうね。 実はね、私は旅行中より旅の計画を立てたり、情報集めをしている時の方がもっと楽しんでるかもしれない。 あれこれ想像するとワクワクしちゃう。 だから先生はライブ配信で行ったことがない街の皆さんとおしゃべりする時、特に楽しそうなんですね。 うん。 その街の名物の話は必ず聞いちゃうね。 地元の人が勧めるものに間違いはないから、いつか自分がその街に行ったら絶対食べようって思うもん。 これも先生にとって将来の旅行の準備なんですね。 実際に旅に出る前に、まずは脳内旅行でワクワクするというわけよ。 脳に新しい刺激を与えてワクワクさせるってすごく大切だと思うよ。 旅行に行けない時は、脳内旅行でワクワクする楽しい毎日になりますね。 いやいや、くんくん脳内だけじゃダメだよ。 やっぱり旅に出なきゃ。 食べたいものがたくさんあるんだから。