「スペースマーケットで予約したレンタルスペースに来たらぐちゃぐちゃだった。 運営元に問い合わせたら『自分で掃除して』と言われ、諦めて退室したが、半額を請求された」 5月23日、利用者がこんな体験をXに投稿し、運営元への批判が相次いだ。 これを受け、該当のレンタルスペースを管理しているGood Spaceが謝罪し、利用者に全額を返金。 仲介プラットフォームのスペースマーケット(東証グロース上場)も謝罪文を公表した。 スペースマーケットは、会議室やパーティールームなどの空きスペースを貸したい人(ホスト)と借りたい人(ゲスト)をマッチングするプラットフォーム。 Good Spaceはレンタルスペースやシェアハウスの運営代行・管理を行う企業だ。 スペースマーケットでは、ホストがスペースを登録し、ゲストがサイト上で検索・予約・決済する。 スペースの管理や清掃はホスト側が担う。 今回の場合は、利用者が後片付けなどの原状回復を行い、管理責任はGood Spaceが負う構造だ。 問題の発端は5月23日。 利用者がスペースマーケット経由で予約したGood Spaceの撮影スタジオに入室したところ、前の利用者が残したバルーンやゴミが乱雑に放置され、床も濡れていたこと。 利用者がスペースマーケットのプラットフォーム経由でGood Spaceに連絡すると、利用者自身に清掃を指示され、清掃時間のみ割り引くと言われた。 利用者が諦めて退室したが、料金の半額が請求されたという。 利用者が一連のやり取りをXに投稿すると、大きく拡散し、運営側の対応に批判が殺到。 その後、Good Spaceが利用者に全額を返金した。 Good Spaceの畠中裕理代表は24日、自身のXで利用者への謝罪文と対応を公表した。 未清掃の問題は「弊社の運営責任によるものであり、プラットフォームであるスペースマーケットが行ったことではない」とした上で、「初動対応で半額返金を提案したのは誤った判断だった」「現場マニュアルの見直し及び未清掃時の対応のフローを見直す」などとコメントした。 スペースマーケットも25日、Xに謝罪文を投稿。 「現地の運営・管理はホストが行っているが、プラットフォームとして安心してサービスをご利用いただける環境づくりに取り組む責任がある」とし、ホストに対して指導を行ったと告知した。 前利用者がスペースを汚した原因は、恋愛リアリティー番組出演者のファンによる自主企画のイベントだったとみられている。 出演者本人はこのイベントと無関係だが、ファンの行動についてXで謝罪した。