日本銀行は政策金利を、約31年ぶりの水準となる1.25%程度へ引き上げると発表しました。 これを受け、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3行は、11月2日から普通預金の金利を0.4%から0.5%に引き上げます。 そしてメガバンクに続くように、ネット銀行も動き出しました。 今回は、日銀の利上げを受けて、預金金利の引き上げを決めた銀行、さらに、まだ発表はないものの、現時点でも金利が高く、今後の発表次第ではさらに高金利になりそうな銀行も紹介します。 この1週間のうちに「お金をどこに動かすのか?」 を考えてみてください。 条件が少なく、高金利を狙いやすい3行 今から、条件が緩く、高金利になる銀行から順に紹介します。 各行の特徴も紹介しますので、金利以外の点も含めて判断してみてください。 1あおぞら銀行BANK(10月1日から) 100万円まで:金利1%1.2% 100万円超:金利0.65%0.75% 条件:一切なし 注目ポイント:誰でも簡単に高金利 とにかくこれまでも、そしてこれからもすごいのがご存じの「あおぞら銀行BANK」。 100万円までとはいえ、普通預金金利はなんと1.2%。 一般的な定期預金にも負けない金利です。 100万円超も0.65%と高水準です。 しかも、預金額などのステージ条件がなく、誰でも適用されます。 「ゆうちょ銀行」ATMでの入出金手数料は無料。 回数制限なしで引き出せます。 他行宛振込手数料も月9回まで無料。 怪物レベルの銀行です。 100万円をぶち込んでおくだけでも価値はあります。 2PayPay銀行(11月1日から) ステップアップ預金:最大金利0.8% 条件:預け入れるだけで預金残高に応じて金利がアップ 金利0.4% +ポイント0.1% 金利0.5% +ポイント0.1% 金利0.6% +ポイント0.1% 金利0.7% +ポイント0.1% 29歳以下 1円 5万円 10万円 100万円 1000万円 30歳以上 50万円 200万円 1000万円 ※「ステップアップ円預金」の特別金利が適用される上限は1000万円まで(1000万円を超える残高分は0.50%が適用) ※ポイント付与率0.1%は預金残高500万円を上限に一律で付与 注目ポイント:シンプル設計で0.8%は狙える 「PayPay銀行」のステップアップ預金はシンプル。 預金残高だけで金利が判定されます。 しかも、29歳以下なら、預金残高100万円から金利0.8%という高水準を狙えます。 少しお金に余裕がある。 だけど定期預金には入れたくない、そんな29歳は100万円を「あおぞら銀行」、もう100万円を「PayPay銀行」に入れておけば問題ありません。 3みんなの銀行(10月19日から) プレミアム会員: 普通預金金利0.5%0.6% 貯蓄預金金利0.9%1% プレミアム会員以外: 普通預金金利0.5%0.6% 貯蓄預金金利0.6%0.7% 条件:プレミアム会員は月額600円(税込)のサービス利用料が必要 注目ポイント:ほぼ無条件で金利0.7% とにかくUIがカッコいい「みんなの銀行」。 月額料金を支払ってプレミアム会員になるハードルは高いものの、非会員でも貯蓄預金ならば金利0.7%と高水準です。 ちなみに貯蓄預金とは、アプリ内にお金を入れる仮想の箱を作り、「自宅購入資金」や「教育資金」などの名前を付け、預金全体からドラッグ&ドロップでお金を仕分けできる仕組みです。 仮想の箱にお金を入れておくだけで、金利は0.7%となります。 さらに、現在はフリマサービス「メルカリ」との連携で威力を発揮します。 「メルカリ」の売上金を出金するには1回200円の手数料がかかりますが、「メルカリ」アプリと「みんなの銀行」を連携すれば「メルカリ」の売上金を即時かつ無料で出金できます。 「メルカリ」をよく使う人は必ず作るべき銀行です。 条件は増えるが、金利上乗せを狙える2行 ここからは条件が少し盛りだくさんの銀行です。 そこで、あまり条件を意識しなくても得られる金利を紹介します。 以下のとおりです。 4楽天銀行(11月2日から) 1. 通常金利:0.40%0.50% 2. マネーブリッジの設定: 普通預金残高1円から1000万円は金利0.58% 普通預金残高1000万円を超えた分は金利0.52% 3. 「楽天カード」の口座振替:金利0.52% 「ボーナス金利」プログラム:上記3つのうち1つ+αで最大金利0.84% 条件:「ボーナス金利」プログラム 1. 給与・賞与・年金の受け取りで最大+0.03% 2. 口座振替(楽天カード以外の引き落とし):毎月12件で+0.01%、3件以上で+0.02% 3. デビットカード利用:毎月519件の引き落としで+0.01%、20件以上の引き落としで+0.02% 4. 外貨定期預金の積立購入で+0.01%(1万円以上) 5. 海外送金または受け取りで+0.01%(1件以上) 6. マネーサポートの金融機関登録で+0.01% 7. 楽天モバイル利用: Rakuten最強プラン契約で+0.02% 「Rakuten最強U-NEXT」の契約で+0.1% 8. 「楽天カード」の引き落とし: 「楽天ブラックカード」+0.06% 「楽天プレミアムカード」+0.02% 「楽天ゴールドカード」+0.01% 注目ポイント:とりあえず金利0.58%を確保 最大0.84%の金利となる「楽天銀行」。 ただし条件が細かい細かい。 簡単に説明すると、例えば「楽天銀行」と「楽天証券」の口座間の資金移動が簡単にできる「マネーブリッジ」を設定していれば金利0.58%。 この金利を基本に、条件18をクリアすると金利が上乗せされる仕組みです。 はっきり言って僕は、これらの条件を気にしながら生きてはいられません。 これは、ほかには目もくれず「楽天銀行」と「楽天証券」をガッツリ使う人向けです。 他の銀行も利用する人は、マネーブリッジだけ設定して金利0.58%を確保し、それ以外は何も考えない。 それでいきましょう。 5auじぶん銀行(11月1日から) 個人:金利0.41%0.51% プレミアム金利優遇:0.75%0.85% まとめて金利優遇:最大0.61%最大0.71% 条件: プレミアム金利優遇(プレミアムステージ)は、総資産残高が1000万円以上の方 ※毎月20日時点の残高や取引に応じてステージを判定 まとめて金利優遇: 1. 「au PAY」との口座連携で金利+0.05% 2. 「au PAYカード」の利用代金を口座から引き落とすと、金利+0.05% 3. 「SBI証券」または「三菱UFJ eスマート証券」と連携すると、金利+0.1% 注目ポイント:まとめて金利優遇最大0.71%を狙う 「au」経済圏の方の多くが持っているであろう「auじぶん銀行」。 その場合、簡単に狙えるのは「まとめて金利優遇」だと思います。 「au」経済圏の方は「au PAY」アプリと「au PAYカード」を持っているでしょう(持っていなければ絶対作るべきです)。 一方、証券会社との連携では「SBI証券」を別の用途で使っている人も多そうなので、「三菱UFJ eスマート証券」を使いましょう。 旧「auカブコム証券」なので持っている人も多いと思いますが、口座がない方は開設して連携させましょう。 連携するだけで金利が+0.1%上がります。 大手2行と「しまホ!」 の金利も確認 ちなみにですが、多くの方が使っているであろう「SBI新生銀行」と「ドコモSMTBネット銀行」も簡単に紹介します。 「SBI新生銀行」:最大0.55%(ダイヤモンドステージ)10月13日から 「ドコモSMTBネット銀行」:最大0.51%(SBIハイブリッド預金)10月1日から 残念ながら、メガバンクとあまり変わらない水準への引き上げとなりました。 それならば、まだ引き上げを発表していない島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」 に注目しておきましょう。 「しまホ!」 は2026年7月15日から金利0.8%へ引き上げました。 しかし、今後0.1%でも引き上げれば、かなりの高金利になります。 給与受け取りや資産残高などの特別な条件は一切ない「しまホ!」。 今後の動向に注目しておいてください!! 筆者紹介:ユウキロック 1972年4月16日生まれ。 芸人/お笑い講師/構成作家/家電の人。 漫才コンビ・ハリガネロックとして1995年デビュー。 関西の新人賞を総ナメにし東京進出。 第4回爆笑オンエアバトルチャンピオン大会優勝、第1回M-1グランプリ準優勝、 果ては2003年渋谷公会堂で2000人を集めた漫才ライブを成功させる。 2010年11月「ユウキロックの節約革命」上梓。 家電や節約に詳しく、株も嗜む。 X ID:@yuukirock0416 Instagram:yuukirock0416 ☆YouTube 「ユウキロックチャンネル」 「ユウキロックのエンタメウェビナー」 フォロー、チャンネル登録よろしく!!