むかしむかし、彦一(ひこいち)と言う、とてもかしこい子どもがいました。 そのうわさは隣近所の町や村にまで広がり、とうとう、お城の殿さまの耳にまで入りました。 「そんなに利口なら、一つとんちの力試しをしてやろう」