日本時間の6月25日にApple社が製品価格の改定を実施した。 今回の改定はMacやiPadが主な対象となり、iPhoneシリーズ本体の価格は据え置かれたが、中古スマートフォン市場にはすでに目に見える変化が生じているという。 中古スマートフォンの個人向け販売・買取サービス「にこスマ」が発表した販売動向によれば、価格改定発表後72時間(6月25日22時6月28日21時59分)の販売台数は、発表前72時間(6月22日22時6月25日21時59分)と比較して16%増加したことが明らかになった。 平均購入単価も同期間で14%上昇しており、販売量と単価がともに伸びるという異例の動きを示している。 Belongは同月29日に「新品iPhoneが値上げされた場合、中古スマートフォン市場においても短期的に価格が上昇する」との予測を公開。 具体的には1週間で価格が最大12.4%上昇し、2か月から4か月で価格改定前水準に収束するとの見通りを経てており、今回のデータはその予測を先取りするような動向と言える。 担当者は、この需要増の背景について「近い将来、iPhoneも同様に価格改定が行われ、それに連動して中古スマホ市場全体の価格も上昇していくことを見越した人が、状態が良く長く使える"新しいモデル"の中古スマートフォンを、値上がり前に買い求めていることが考えられます」とコメント。 iPhoneそのものはまだ値上がりしていないにもかかわらず、消費者は将来の価格上昇を織り込んで購買行動を前倒しにしている格好だ。