Sayuri SayingのEveryday Japanese Podcastへようこそ。 日常の話題を自然な日本語でお届けします。 日本語をもっと掘り下げて勉強したい方へ。 私のウェブサイトには、テーマに関する単語、会話の話題、ふりがな付きのトランスクリプト、写真や字幕付きのビデオポッドキャストがあります。 詳しいことはSayuriSaying.comで。 それでは、はじまりはじまり。 こんにちは、さゆりです。 今回は私が大阪で出会った三人のコーヒー人について話したいと思います。 コーヒー人っていうのは私が作った言葉なんですけど、コーヒー関係で働く人たちを意味しています。 私はコーヒーが好きです。 で、いろんなところに豆を買いに行きます。 その機械とかも見に行ったりします。 その時に出会った三人の人について話していきたいと思います。 その三人ともすごくキャラが濃くて面白かったので共有したいと思います。 キャラが濃いというのはユニークだったり、個性的だったり、機械みたいな接客じゃなくて、その人の個性が出た接客をしてくれたので、その人たちについて話したいと思います。 まず一人目。 一人目は近所の焙煎所のマスターです。 この焙煎所はどうユニークかというと、なんだかクリニックみたいなんです。 そう、病院みたいなんです。 どういうところが病院みたいかというと、そのマスター、まあお医者さんがいろんな豆をね、勧めてきてくれるんですよ。 で、しかも自分のカルテ、自分の診察状況、病院でいうところの自分の体の状態みたいなのを吐き出すように、そこのお店にはポイントカードがあって、私が前回何を注文したかとか、どういう好みがあるかっていうのを全部書いているんですね。 だから新しい豆が入った時や珍しい豆が入った時なんかは、それを見て勧めてくれるんです。 はい。 で、病院っぽいところはそこだけじゃないんです。 なんとマスターはコーヒー豆のことをお豆と呼ぶんです。 初めて聞いた時はちょっと変わっているなと思いました。 病院の先生だったり、看護師さん、ナースの方ですね。 とかも、薬よりもお薬という傾向があります。 おをつけた方が少し丁寧な響きになりますね。 だから、お豆って言われると、ちょっと病院みたいで笑ってしまいそうになりました。 この焙煎所はちょっと値段が高い焙煎所ですね。 百グラムだいたい六百円とか七百円ぐらいからあります。 はい。 でも、豆の煎り具合、豆の焙煎具合を注文できます。 例えばエチオピアの豆は中煎りがおすすめと言われたら、中煎りで焙煎してくださいって言えるし、カフェラテとかカフェオレとか飲みたい時にもうちょっと深煎りの方が牛乳に合うなって思ったら、もうちょっと深煎りお願いしますと。 そういう焙煎具合も注文することができます。 で、私は豆を買って家で挽くんですけど、家にグラインダー、その豆を挽く機械がない人は、お店でもどれぐらいの細かさで挽いてくださいというのを指定できます。 はい。 だから本当にコーヒー豆のなんかクリニックって感じですね。 時々わからないこととか、どうしたらもっと美味しくコーヒーを入れられるんだろうと思ったら、その豆のマスター、ドクターに聞けば何でも教えてくれるので、とても安心して買い物ができるお店です。 一人目はお豆クリニックのマスターでしたね。 はい、では二人目。 二人目はヨドバシカメラで働く大阪のオカン店員さんです。 これも私が名前をつけました。 はい。 ヨドバシカメラは聞いたことがありますかね。 ビックカメラとかヨドバシカメラっていうのは、家にある電化製品、冷蔵庫とか洗濯機とかエアコンとかを売っているお店。 カメラっていう名前がついているし、たくさん取り扱っている、そういう家電量販店があります。 で、そこにコーヒーの器具、コーヒーの道具を置いているコーナーがあるんですね。 私はそこにグラインダーを探しに行きました。 はい。 なぜかというと、最近私のエスプレッソマシンの調子が良くなくて、あんまりなんか美味しく感じなくなったんですよ。 だから、ちょっと新しい方法でコーヒーを入れてみようかなと思って。 ペーパーフィルターを使って手で入れるコーヒー、ハンドドリップと言うんですけど、ハンドドリップにちょっと戻してみようかなと思って。 で、Amazonとかでも見たんですけど、やっぱり実際に見て、なんか重さとかその感じを確かめたいなと思って。 実店舗、実際に実在する店舗と言って、リアル店舗ですね。 実店舗に足を運びました。 結構悩んでたんですよ。 いろんなグラインダーがあって、かなり種類が多いんですね。 で、十五分ぐらい売り場で悩んでいたら。 そこの隣の、あのネスプレッソっていって、カプセルで、えー、コーヒーを飲めるマシンがありますよね。 カプセルを入れて、ま、水を入れて押すと、えー、コーヒーが出てくるネスプレッソっていう商品があるみたいなんですけど、ま、そこの売り場の、えー、店員さんが、あの、いろいろアドバイスしてくれたんです。 はい、全然関係ない売り場ですよね。 うん。 ネスプレッソの店員さんだから、本当はネスプレッソの機械を売りたいはずなんですけど、その人は本当にコーヒーが好きで、あの、いろいろな、そのハンドドリップも試したし、そういうエスプレッソマシンもかなりの数を試してきて、もう「経験豊富だから私に任せておき」って言ってくれて、いろいろ、あの、アドバイスしてもらいました。 で、その人は、まぁ女性で、自分の母親と同じぐらいの、えー、方でした。 で、まぁ典型的な、まぁティピカルな、あの大阪のいいお母さんって感じなんですね。 うん。 どんなところがそうかというと、まぁさっきも言った一つに、もうすごく助けてくれる。 自分の利益、自分の売り上げにならないけど、助けたいっていう気持ちがありますね。 私はハンドドリップの道具を探していたし、あの、その人も私にあんまり自分のところの商品を売りたいっていう気持ちがなさそうだったんですよ。 でも、「もう店終わるから飲んでき」みたいな。 まぁ翻訳すると、「もう店が終わるし、お客さんもあんまり来ないから、せっかくだからコーヒー、えー、飲んでいってください」と言ってくれました。 はい。 一杯だけじゃなくて三杯いただきました。 途中でね、私も、「あ、でも私、あの、多分買わないんで大丈夫ですよ」って言ったら、「いや、ええねん、ええねん」みたいな。 「飲んでき」みたいな。 まるで、あのヨドバシカメラだったんですけど、喫茶店みたいな雰囲気に、はい、なってきました。 最終的には、本当にその店員さんがおすすめしている商品はヨドバシカメラにないって言って。 で、「Amazon開き」って言われて。 あ、開き、「開いてください」って言われて。 「これ、これがええよ」って言ってくれて。 まぁ「これがいいですよ」って言ってくれて。 でもそのおすすめしてくれた商品を見た瞬間に、その店員さんは「これ高いなぁ」って。 「高いですね」って。 「ちょっとカートに入れとき」って。 まぁ「ちょっとカートに入れておきなさい」と。 あの、「カートに入れておいたら、またAmazonセールとかで安くなるかもしれないから、ちゃんと安い時に買いなさい」って。 「安い時に買いや」って言われて。 まぁそういうちょっと値切るっていうのかな。 まぁ、特に安く買うのが、えー、大阪では美徳とされているんですね。 まぁいいこととされています。 だから、その安く買えるようにアドバイスもしてくれました。 大阪のおかんっていう、本当に温かくて面白い接客でした。 次は三人目。 えー、これも近所の焙煎所の人です。 いつもはその一人目のお豆クリニックのマスターのところに行くんですけど、ちょうど豆が欲しい時にそこが、まぁ夏休みだったんですね。 まぁ一週間ぐらい休んでて、「あーちょっと困ったなぁ、どこかで、うーん、豆を買おうかな」って、あのGoogleマップを見ていると、なんとすごく高評価の焙煎所が近所にあることにね、気づいたんです。 でもそこは一週間に回しかやってないんですね。 しかも住宅地の中にあります。 住宅地っていうのは、あの、あんまりお店がたくさんなくて、人が住んでるエリアのことですね。 だから、もう全然知らなかったお店です。 で、恐る恐る、あの、ちょっと緊張しながら行ってみました。 見た目はお店というより、家のガレージで大きい焙煎機があるっていうイメージですね。 そこのお店の人は七十歳を超えるおじいさんです。 で、全然豆の値段を気にせず行ったんですよ。 まぁ百グラムね、まぁ五百円とか六百円だろうなって、大体の値段、まぁ相場と言うんですけど、まぁ相場をわかってるので、まぁそれ以上だったらちょっと迷うけど、まぁそんな高くないだろうと思って行ったんですね。 そしたらなんと百グラム二百八十円でした。 うん、安いですよね。 しかも九種類ぐらいから豆が選べます。 どの豆にしようかなと思って悩んでたんですよ。 まぁそしたら、そのおじいさんが「初めての人?」って言ってくれて、「あ、そうなんです」って言ったら、「あ、初めての人はね、あのサービスだから三種類選んで」って言われたんですよ。 「三種類?」と思って。 ちょっと薄め、まぁちょっと軽めのやつ、途中ぐらいのやつと、ちょっと濃いめのやつのブレンドを三種類、あの、お願いしました。 会計どうなるんだろうって思ってたんですよ。 百グラムずつね、あの、綺麗に分けてくれて。 で、しばらく待っていたら、「二百八十円です」って言われたんです。 「いや、ちょっと安すぎて怖いです」と。 だって豆三百グラムで二百八十円ですよ。 ちょっと安すぎて、なんか申し訳ない気持ちになったんですね。 うん。 しかも豆三百グラムってどれぐらいかって言ったら、一日一杯飲む人だと三週間は持ちます。 三週間毎日コーヒーを飲んでも二百八十円ってちょっとおかしいじゃないですか。 だから、なんかそこのレジの近くにあったなんかコーヒーゼリーっていうメニューがあったから、それを買おうと思ったんですよ。 少しでも売り上げに貢献したくて。 そのお店がね、潤うように、「コーヒーゼリーもお願いします」って言ったら、「いや、もうそれもついてる」って。 「初めての人にはそれもサービス」って言われて。 えー、どうしようと思って。 でもありがたくいただきました。 うん。 本当に太っ腹なお店だと思います。 初めての人にすごく安い。 そして初めてじゃなくて、二回目行った時も普通の値段が百グラム二百八十円は安いと思います。 で、帰って飲んでみたんですよ。 美味しかったですよ。 そのいつも行っている、あの、お豆クリニックのところと正直変わらないぐらい美味しかったです。 だから、これからはどうしようかなって感じですね。 あの、お豆クリニックのマスターのところに行くか、その焙煎所のおじいちゃんのところに行くか、ちょっと迷っています。 皆さんはそういうキャラが濃い店員さんに出会ったことがありますか? 日本で、特に大阪で出会ったことがありますか? ぜひその話をシェアしてください。 私は今回、お豆ドクター、大阪のおかん店員、住宅街のコーヒー仙人に出会いました。 オンラインで買い物をすると、こういった人間同士のインタラクション、人間同士の交流が少なくて、楽といえば楽なんですけど、たまにはこうやって近所にお店があれば行ってみてもいいですし、実店舗で買い物して、その人と交流したら何か新しい発見があるかもしれません。 はい。 では、今回も最後まで聞いてくれてありがとうございました。 では、また次のエピソードで。 バイバーイ。