Sayuri Saying の Everyday Japanese Podcast へようこそ。 日常の話題を自然な日本語でお届けします。 日本語をもっと掘り下げて勉強したい方へ。 私のウェブサイトには、テーマに関する単語、会話の話題、ふりがな付きのトランスクリプト、写真や字幕付きのビデオポッドキャストがあります。 詳しいことはSayuri Saying.comで。 それでははじまりはじまり。 こんにちは、さゆりです。 今回は日本人がトラブルを直接言わずにどう解決するかについて話したいと思います。 特に職場トラブルについて話します。 職場というのは、働く場所、仕事をする場所のことです。 皆さんの国ではどうやって解決するか、どうやって話すか考えながらぜひ聴いてください。 まず前提として、日本では直接的なものの言い方は避ける傾向にあります。 はい。 以前、ゆうゆうさんとの会話エピソードでカップルのロールプレイをしたんですけど、その時も直接的には言わずに、ちょっと遠回しな言い方で表現していました。 やっぱり職場でもそれは同じです。 で、どうしてこのエピソードを作ろうかと思ったかというと、実際に私の外国人の友達が日本人と一緒に働いていて、ちょっとモヤモヤする経験をしたそうなので、それを聞いて、このポッドキャストを聴いてくれている人は日本の会社で働いている人も多いかなと思ったので、日本の会社で働いている人の役に立てばいいかなと思って話します。 もちろん、日本で働いていない人も日本の文化を学ぶことができると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。 日本でもし職場の人とトラブルというか、ちょっとこうしてほしいなとか、直してほしいなとか、そう思った時は四つのパターンに分けることができます。 まず一番多いかなと思うことを紹介します。 一つ目は第三者に相談するです。 第三者。 第三者っていうのは自分と相手、それ以外の人ですね。 信頼できる同僚や上司のことです。 これが一番多いと思います。 悩みとか問題のレベルにもよると思うんですけど、例えばちょっと悩んでるとか、問題があるぐらいだと、その仲のいい同僚にちょっと話を聞いてもらって、それで本人ももうちょっと頑張れそうだなとか、そういう視点があったんだなとか、それでもうその問題は解決はしていないんですけど、収まることが多いです。 で、日本で働いている外国人の方が一番混乱するのが、その第三者から自分に相談されることです。 うん。 じゃあ今からケーススタディですね。 私は会社で働いているとします。 で、同僚の田中さんという人がいるとします。 田中さんは仕事ができるんですけど、話しかけづらかったり、質問しづらかったり、いつも機嫌が悪い人だとしましょう。 で、最初は私は他の同僚の鈴木さんに相談していました。 「ねえねえ、鈴木さん、ちょっと聞いてほしいんだけど、田中さんっていつも忙しそうだよね。 鈴木さんどう思う?」 みたいな感じで、まあ愚痴ではないですけど、ちょっと相談から始めますね。 はい。 でも私のこの気持ちが収まらない。 もう田中さん本当に変えてほしい。 どうしようって思った時に、同僚の鈴木さんになんか最近田中さんとあんまりコミュニケーションうまくいってなくて。 でも鈴木さん結構田中さんとうまくやってるみたいだからすごいいいな。 なんかコツとかあるのかな、どうやって私もしたらいいかなっていう相談をまたします。 そうすると鈴木さんは「ああ、大丈夫だよ。 田中さん、そんなに難しい人じゃないよ。 私からさゆりさんとうまくいくようにちょっと話してみようか」。 そういう感じになるんですね。 で、田中さんは鈴木さんからその話を聞きます。 なんかさゆりさんがもっと田中さんとうまく話したいみたいなんだけどっていうのを鈴木さんが田中さんと話します。 それで私と田中さんは直接は話していないんですけど、その鈴木さんがこの橋渡しをしてくれるので、これでコミュニケーションがスムーズにいく、そういうことがあるんですね。 はい。 これが結構混乱するパターンだと思いますね。 皆さんの文化ではどうですか? この場合、直接田中さんに話しますか? 難しいですよね。 はい。 まあそれが一番多いかなというパターンですね。 二つ目が、これも次に多いかな。 距離を取る。 また先ほどのケースでいくと、私はちょっと田中さんのことが苦手ですね。 あまりうまくいってない。 だからもうこのまま距離を取る。 あまり話さない。 必要なことだけ連絡する。 そういうのですね。 距離を取る。 で、日本で働いている外国人の方だったら、「なんか急に冷たくされた」とか思うかもしれません。 うーん。 でもそれで「なんで冷たくするの?」って私に言っても多分答えないと思いますね。 だからその場合は、鈴木さんみたいな他の同僚にやんわり相談する。 直接的な相談じゃなくて、「なんか最近さゆりさん元気ないけど、なんか知ってる? ちょっとまあ勘違いかもしれないんだけど、避けられてるような気がするんだけど、鈴木さんもそう?」とか、そういう感じで聞きますね。 これはちょっと本当に難しいです。 日本人でもこのやりとりは難しいです。 でもやっぱり距離を取るっていうことを選ぶ人が多いです。 はい。 では次に三つ目。 やんわりと本人に伝える。 これは難しいです。 やんわりとっていうのは、まあ優しくというか、ジェントルに、あの、問題が起きないように、相手を傷つけないように本人に伝えるですね。 で、あまりする人はいないと思います。 さっきのケース、同じ状況だと、まず最初に田中さんの問題ではなくて、多分日常会話というか、から始めて聞くと思いますね。 だからこれはね、日本人にとってとても言いづらい、あまり言いたくないんですけど、個人的な経験を話すと、誰も巻き込みたくない場合、その相手の立場がある場合、例えば他の部署の上司だったり、直接は関係ないけど、自分より高い位の人に問題がある時とか、で、個人的な問題、仕事ではなく、なんかちょっと個人だなと思った時の問題があったんですよ。 具体的に言うと、あの、当時私は大きな会社で働いていて、隣の部署の部長さんがいました。 で、私は普通に平社員です。 普通の社員でした。 で、その隣の部署の部長さん、Aさんと言いましょう。 Aさんはすごく仕事ができる人で、若くして部長になって、みんなからすごく尊敬されている人でした。 で、私ももちろんその人は紳士的で、仕事ができて、素晴らしい職場の人だと思っていました。 で、飲み会かなんかがきっかけで、お互いの趣味が読書っていうことが分かって、なんか本を貸し借りする仲になったんですね。 でも基本的に私が本を貸していましたね。 でも、その人はいつも本を貸した後にたくさんのプレゼントをくれていたんです。 お返しがすごかったんですね。 で、しかもその人は男性です。 で、奥さんもいます。 で、本を貸しただけでそんなにプレゼントをもらうと、ちょっと、うーん、何ですかね、気まずくないけど、ちょっと申し訳ない気持ちになっていたんですね。 本だったら、その人はね、私より給料をもらっているし、自分で買うこともできますよね。 だからそんなに、なんか本を貸したりしなくていいんじゃないかなって思ったんですね、途中で。 でも、このことを他の人に言っちゃうと、他の同僚はね、その人のことを好きですね。 すごくかっこよくて、なんか尊敬する職場のプリンスみたいな同僚ですね。 既婚者、結婚してるっていうこともあって、その人の株、株って評価ですね。 その人の評価を下げたくないっていうのがあって、これは直接本人に言うしかないなと思って、その時はやんわり伝えました。 なんて伝えたかっていうと、「私が好きな本を読んでくれて本当に嬉しいです。 ありがとうございます。 で、たくさんお返しもいただいてすごく嬉しいんですけど、ちょっと申し訳なさの方が勝ってしまうので、あの、うん、今までありがとうございました」みたいな感じでメッセージを送りました。 うん。 日本語を勉強してる人には分かりづらかったと思うんですけど、それはもう「ノー」っていう意味ですね。 「これからはやめましょう」っていう意味になります。 はい。 そういうので、本当に言葉選びとか周りの状況を見て考えなきゃいけないんですけど、この直接伝えるのは簡単ではないです。 はい。 だからあまりお勧めはしません。 状況によってですね。 はい。 で、すいません、ちょっと話が逸れてしまったんですけど、四つ目。 四つ目はHR、人事ですね。 人事や、あの、匿名で、匿名っていうのは anonymousのことですね。 匿名で意見を言う、言える会社もあるんですね。 そこで報告する、レポートするっていうこともできます。 はい。 これはちょっと大きな会社じゃないとないと思うんですけど、もしそういう大きな企業で働いている方は、まあそれも手段としてありますね。 はい。 ではまとめると、一つ目の方法は第三者に相談。 うん、これが一番よく行われます。 二番目に、その人と距離を取る。 何も言わずに距離を取る。 はい。 で、三つ目は本人にやんわりと伝える。 はい。 で、四つ目がHRや会社の制度を使って相談するでした。 はい。 皆さんのいる文化ではどうですか? ぜひコメントで教えてください。 はい。 では今回も最後まで聞いてくれてありがとうございました。 では、また次のエピソードで。 バイバーイ。