まだ真剣に作ってくれてて嬉しい。 先日、ロードバイクのホイール(車輪)が壊れてしまい、新しいものに買い替えました。 ロードバイクはやたら速く走れる、スポーツカー的な自転車のワンジャンルです。 昨今のロードバイクはディスクブレーキ車が主流で、店頭に並ぶホイールも軒並みディスクブレーキ用のものばかりですが...自分が乗っているのは古いリムブレーキ車。 「買い替えられるのか...?」 と思ったのですが、一部のメーカーがまだリムブレーキ用のホイールの生産を続けており、訪れたショップには少数ながら在庫がありました。 ありがたかったのが、「時代に取り残された人のニーズにとりあえず応えるだけの間に合わせ」ではなかったこと。 細々とではありますが、過去最高の品質・性能が維持されていたのです。 マヴィック・カンパ・シマノがまだ旧規格用のホイールを作っている 自分が買ったのは「KSYRIUM SL」というMavic(マヴィック)の製品です。 これは実売価格が11万円で「いいホイール」の範疇に入りますが、価格を抑えた「KSYRIUM S」や「AKSIUM」もラインナップされていて、カーボン製の「COSMIC SL40」も選べます。 Campagnolo(カンパニョーロ)も「BORA」や「RACING ZERO」、「ZONDA」のリムブレーキ用をまだ作っています。 Mavicより割高感があるものの、カンパの看板モデルでいくこともできます。 ディスクブレーキ化を先導したShimano(シマノ)でさえも、リムブレーキ用のホイールをエントリーからハイエンドまでラインナップしています。 在庫がなくても取り寄せは可能な状況かと思います。 「まだリムブレーキ車でいきたいけど、ホイールが厳しくなってきた...」って方は、ショップに相談してみてもいいかもしれません。 老舗メーカーが往年のラインナップを(一部とはいえ)かなりしっかり維持しているのには正直驚きました。 リムブレーキが旧規格となったのは何年も前のこと。 市場は新規格ベースで動いていて、新技術は主にそちらに投入されます。 ところが、ロードバイクは10年単位で保つ、寿命が長い製品です。 今もまだ乗られているリムブレーキ車は多く、街でもよく見かけます。 問題なのは、ホイールの寿命のほうがだいたいはフレームのそれよりも先に尽きること。 今の愛車にこれからも乗り続けようと思うと、どこかで新しいホイールに換える必要が出てきます。 メーカーはそういうユーザーを視野に入れて、ちゃんと作り続けてくれているわけです。