ワンツーワンツースリーフォー。 日本語の森さあ行こう。 勉強するなら日本語の森ドットコム。 君の運命の人は僕じゃない。 辛いけど慣れない。 でも離れがたいのさ。 皆さんこんにちは。 日本語の森のゆかです。 この前レモンという日本の曲を皆さんに紹介したんですけど、その動画にたくさんコメントをいただいて、先生この曲を紹介してくださいって一曲リクエストの多い曲があったんですよ。 コメントだけじゃなくて、 INSTAGRAM のメッセージでもゆか先生これ紹介してくださいってたくさんリクエストをもらった曲が一曲あったので、今日はそれを紹介したいと思います。 その曲はこれです。 Official髭男dism の Pretender という曲です。 皆さん聞いたことがありますか? これ Official髭男dism って読むんですけど、日本ではヒゲダンという風に呼ばれています。 4人組のアーティストで、今日本ですごく人気があります。 このグループの曲全部有名ですごくいい歌ばかりなんですけど、その中でもこの Pretender という曲、すごく有名なので、今日はこれを皆さんに紹介したいと思います。 あと、いつも通り著作権の関係でこの曲をここで流すことはできないので、この曲を知らないという方は下にリンクを貼っておくので、そこからまず曲を聴いてみてください。 知っているという方は一緒に歌詞の中を見ていきましょう。 まず最初ですね。 君とのラブストーリー、それは予想通り、いざ始まれば一人芝居だ。 ここまで見ていきましょう。 君とのラブストーリーですね。 これは英語で書くとラブストーリー、つまり恋物語のことなんですが、日本語でもカタカナでラブストーリーという風に使うことが多いです。 君と今恋愛をしている、その状態のことを恋の物語に例えて言っています。 君との恋の物語、ラブストーリー、それは予想通りだと言っていますね。 何々通りっていうのは、何々と同じだ、何々のままだっていう意味ですよね。 予想通りというのは、予想したものと同じだという意味です。 この人が何を予想したのか、次に書いてありますね。 いざ始まれば一人芝居だ。 これ芝居と読みますね。 この君との恋愛のしている状態のことをラブストーリー物語だって最初に言ってますよね。 アニメとかドラマとか映画でこの恋の物語を演じる人がいますね。 お芝居をしますよね。 でも普通芝居ってこう、主人公がいて、彼氏とかね、友達とかいろんな人がいるじゃないですか。 でもいざ始まれば一人芝居だって言ってます。 つまり一人しかいないんですね。 この他の人いない、一人で芝居をしていると言っています。 ここで言いたいのは、君と僕のラブストーリーの中に僕は入れてもらえてないんですね。 つまり僕は彼女のことが好きなだけで、全然付き合ってない恋人ではないという状態だというのがわかります。 次ではっきりわかりますね。 ずっとそばにいたって、結局ただの観客だ。 ずっと近くにいるのに、僕は一緒にお芝居をする人ではなくて、ここから見てるだけ、ただの観客だと言っています。 あともう一つ面白いのがここですね。 ラブストーリー、それは予想通りって言ってます。 ストーリーですね。 それは予想通りですね。 このオイオイ、このラップみたいですよね。 日本語では韻を踏むって言うんですけど、ラブストーリー、予想通り、この耳に聞こえる感じがすごくいいですよね。 だから忘れられないようなメロディーになっていると思います。 では次いきましょう。 次です。 感情のないアイムソーリー。 それはいつも通り。 慣れてしまえば悪くはないけど。 ですね。 感情のないアイムソーリー。 ごめんなさいのことですね。 ここは英語です。 感情のないですから、心がこもっていない。 悪いと思っていない。 ごめんなさい。 謝罪のことです。 相手に悪いなと思ってたら、ああ、ごめんねって謝りますよね。 そうじゃなくて、感情のないアイムソーリーは、ああ、ごめんね、こんな感じですね。 これはいつも通りだって言ってます。 ここもいいですね。 アイムソーリー、いつも通り韻を踏んでいますね。 感情のないごめんなさいはいつも通り、いつもだと言っています。 次、慣れてしまえば悪くはないけどですね、いつもいつもそういう謝り方だから慣れてしまいますよね。 でも慣れてしまえば悪くはないっていうのは良くもないです。 まあまあまあ我慢できるぐらいという時にこの言い方をします。 何か食べ物を食べて、うーん、まあ悪くないね。 これはまあまあ食べることができる、我慢できるぐらいだっていう時に使う言葉です。 良くはないんですね。 次。 君とのロマンスは人生柄続きはしないことを知った。 はい、君とのロマンス。 ロマンスっていうのは恋物語と大体同じ意味ですね。 この君との恋愛のことです。 君との恋愛は人生柄続きはしないことを知った。 続かないと分かったという意味ですね。 この人生柄という言葉、私はこの曲で初めて聞いたんですが、これは作られた言葉ですね。 でも、初めて見た言葉だけど、何が言いたいのかはっきりわかるのが面白いんですよね。 この何何柄、この柄という言葉は、ものの性質を表すときによく使われます。 例えば、ここに服があって花がついている。 うん、花柄の服ということができます。 これは服の性質ですね。 花の模様がついているという性質があるから、花柄の服というふうに言います。 他にも職業柄という言葉があります。 私、職業柄、日常生活でも日本語の間違いによく気がつくんだよね。 こういう言い方をすると、私は日本語教師という仕事をしているから、普通の生活の時も、この日本語間違ってるなということによく気がつくという意味になります。 職業柄というのは、その職業が持っている性質を表しますよね。 だから、この人生柄っていう言葉は、その人が持っている人生の性質のことを表しています。 例えば、Aくん、とてもおとなしくてパーティーに行くような人ではないです。 逆にB子ちゃん。 この子はとっても明るくて、いつもいつもパーティーに行くような人です。 この二人、人生柄が全然違いますよね。 どういう人生なのか、その人生の雰囲気が全然違います。 ここで言いたいのは、君と恋愛することは人生柄続きはしない、もう君とは全然住む世界が違いすぎる、性格も違うし、やることも違いすぎるから、長くは続かないと分かったという意味になります。 次です。 もっと違う設定で、もっと違う関係で出会える世界線選べたらよかった。 もっと違う設定ともっと違う関係ですね。 これ一番最初に君との恋愛は物語だというふうに例えて言っていましたよね。 だから、もっと自分がイケメンの設定でお金持ちの設定で違う設定だったらよかったのに。 もっと違うあなたとの関係、恋人同士だったらとか、もっと仲のいい二人だったら、そういう関係だったらよかったのに、出会える世界線も選べたらよかったのにと言っています。 この世界線という言葉、私この曲でこれも初めて聞いたんですけど、何が言いたいのかすぐにわかりますね。 実はアニメの世界ではよく使われる言葉なんですけど、私が今生きているこの世界がありますよね。 時が流れています。 これとは別の世界もあるっていう考え方なんですね。 で、この違う世界、この世界線、えーと、これにしようというふうに違う世界を選べたらよかったって言ってます。 ここで言いたいのは、もっと違う状態、もっと違う環境であなたと出会えたらよかったのにという意味ですね。 まだ言ってます。 もっと違う性格で、もっと違う価値観で愛を伝えられたらいいなって言ってます。 この設定も違ったらよかったのに、関係も世界線も、それから性格、自分の性格ですね。 もっとイケメンで、もっと明るい性格だったらよかったのに。 もっと違う価値観。 これは物事に対する基本的な考え方のことですね。 この自分も違う性格だったら違う人間で出会えていたらよかったのに。 その上で愛を伝えられたらいいなですね。 愛を伝えるというのは、君のことが好きだ、愛してると伝えられたらいいのになって言ってるんですが。 そう願っても無駄だからGOOD BYEですね。 そう願っても無駄、意味がないからGOOD BYE。 これはさようならですね。 もう別れるしかないってわかったんですね。 ああ、こんな風に違う設定で違う自分になって、君に好きだと言えたらいいのに、そう願っても意味がないからさようならと言っています。 ここから歌のサビになります。 歌のサビというのは、一曲の中で一番盛り上がる部分のところですね。 君の運命の人は僕じゃない。 辛いけど否めない。 でも離れがたいのさ。 って言ってますね。 運命の人というのは恋愛でよく使われますね。 出会うべき相手のことなんですが、恋人になる人とか結婚する相手のことを運命の人という風に言います。 でも、君にとっての運命の人は僕ではないんですね。 辛いけど否めないと言っています。 これ、否めないって読むんですけど、否定できないという意味です。 君の恋人になるのは僕じゃないということはわかった。 辛いんだけど、否めない、否定できないということは、辛いけど認めるしかないってことですね。 次。 でも離れがたいのさ。 これもめっちゃ勉強になりますね。 離れがたいですね。 漢字を見たらわかると思うんですが、何々がたいっていうのは、何々するのが難しいという意味ですね。 忘れがたいだったら忘れるのが難しい。 理解しがたいと言ったら、理解するのが難しいという意味です。 離れがたいは、君は僕の恋人になる人じゃないけど、つらいけど認めるしかない。 でも離れるのが苦しいという意味です。 次。 その髪に触れただけで痛い。 いやいや。 でも甘いな。 いやいや。 グッバイ。 またグッバイ言ってますね。 その髪、髪の毛ですね。 その髪に触れる。 触っただけで痛いやって言ってます。 このやは語尾ですね。 そんなに意味がないです。 痛いなってことです。 痛いっていうのは心が痛いですね。 痛い。 でも、いや、でも痛いけど、いやでも甘いな。 この痛いと甘いって恋愛において苦しみと喜び二つありますよね。 それを表現しています。 心が痛い。 でも君が素敵だから甘い気持ちになる。 痛い。 いや、でも甘いな。 いやいや。 それもまた否定してますね。 甘い。 甘くない。 甘くない。 グッバイ。 別れないといけないですから。 君のことが好きだなって思うことも、また自分で否定するんですね。 痛いけど甘いな。 でも別れないといけない。 さようならと言っています。 最後ですね。 それじゃ僕にとって君は何? 答えはわからない。 わかりたくもないのさ。 はい。 それじゃあ僕にとって君は何? というのは、僕にとって君という存在はどういうものなのかという意味ですね。 ただの好きな人なのか、親友なのか、恋人なのか、君の存在は何? と自分自身に聞いています。 答えはわからない。 わかりたくもないのさですね。 なぜなら恋人ではないからです。 わかりたくない。 つらい現実ですよね。 最後。 たったひとつ確かなことがあるとするのならば、君はきれいだ。 いいですね。 もういろいろ言ってきた。 あー、違う状態で出会えたらよかったのに。 君は僕のことが好きではない。 恋愛がうまくいかない。 いろいろ言ってきたけど、あーもう頭がぐちゃぐちゃになって。 たったひとつ確かなこと、確実に言えることがあるとするのならば、ただただ君はきれいだ。 それが伝えたい曲になっています。 はい、皆さんこの曲どうでしたか? プリテンダーという曲、本当に人気で、今でも日本のカラオケでよく歌われているし、とても有名な曲です。 また他に何か勉強してみたいと思う曲があれば、ぜひコメントしてください。 では、皆さん、また次の動画でお会いしましょう。 じゃあねー。